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Rhinoceros7 ver7.2が2021年1月にリリースされた。今回のバージョンでも、m1macでの不具合は無くなりませんでした。
発生する問題
少しばかりいじってみたが、おそらく発生している問題はRhinoceros7 ver7.0やver7.1の時と変わってい無いように感じた。
1.レンダリング時の影
このようにビューポートでレンダリングするとあからさまにおかしな影ができてしまう問題です。以前のm1macレビュー時はver7.1だったのですが、その時と変わらず周囲に変な影ができてしまいます。

2.特定のビューにするとクラッシュする。
この問題もver7.1から引き続いています。
例えば、「ツールバー」→「ビュー」→「シェーディング」にすると100%クラッシュします。画像のようにシェーディングを選択すると虹色ぐるぐるが現れて応答停止になります。基本的なビュー周りの機能でクラッシュしてしまうのは会いかわるずのようです。
3.複数のマテリアルを仕様しているファイルは開け無い。

図のように複数のマテリアル(素材)を仕様しているファイルを開こうとすると、開けずにクラッシュしてしまいます。
他のPCで作ったファイルの軽い編集すらも現状は不可能のようです。
4.Twinmotionだけなら使えるけど…
3DレンダリングソフトTwinmotionを単体で仕様するだけなら問題なく使用できています。
しかしながら、TwinmotionとRhinocerosをダイレクトリンクをしながらの編集だと両方とも落ちてしまいました。
*TwinmotionはApple siliconにネイティブ対応しておらず、Rosetta2経由での使用となります。
対応予定らしいが…
RhinocerosのホームページおよびRhinoceros ForumsによるRhinoforMacAppleSilicon作業は継続中との事。
問題はApple Silicon(Apple M1チップ)ではOpenGLが使えず、そのせいで現状Rhinoceros7がうまく動か無いとの事。
Apple M1チップのスペック自体はTwinmotionでサクサク動くくらいには高いのでRhinocerosも対応してくれるのが待ち遠しいです。

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