Rosetta 2とアプリケーション(Universal)とアプリケーション(Intel)について!【Mac 初心者むけ】

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こんにちは!本日も「humuhumuBlog~ふむふむブログ~」をご覧頂きありがとうございます

今回の記事では「Rosetta 2ってなに?」「アプリケーション(Universal)とアプリケーション(Intel)の違いって?」という疑問について解決していきたいと思います!

また、次回の記事で建築で使うアプリの対応状況もまとめてます

Rosetta 2とは?

Rosetta 2 は、Intelアーキテクチャー向けに作られたアプリを、Apple Silicon アーキテクチャに自動変換してIntelアーキテクチャ向けのアプリケーションを動かしてくれるエミュレーションソフトウェアです。

M1チップなどのApple SiliconはARMアーキテクチャ、IntelのCPUはx86/x64アーキテクチャで作られているためそもそも構造が違います。そのため普通はARMアーキテクチャのM1チップでintelアーキテクチャ向けのアプリケーションを動かすことができません。

ですが、AppleはIntelからM1への乗り換えをスムーズに行えるように「Rosetta 2」を用意してます。そのため、Apple Silicon(M1)搭載 Mac では、インテルアーキテクチャ向けに作られたアプリをエミュレーションソフトウェア「Rosetta 2」を経由して起動することができます。

と言われても、これから M1 Mac を購入する初心者 Apple ユーザーには、どうやって使えばいいのかわからないですよね?

そこでこの記事では、わかりやすく使い方や Rosetta 2 を使う必要性など説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

Rosetta 2のインストール方法と使い方

Rosetta2 は、バックグラウンドで動作するソフトウェアです。つまりアプリケーションで作業してる時にユーザーがすることは何もありません。いつも通りに作業するだけです。

Rosetta 2のインストール

Rosetta2のインストールは任意なので、M1 Mac を購入した段階ではMacにインストールされていません。

Rosetta 2 は、Mac 側で必要だと判断した場合(Intelアーキテクチャー向けに作られたアプリやUniversal対応アプリをM1 Macで動かそうとする時など)にのみインストールされます。

Apple公式より。画像を押すと公式サポートに飛びます。

こんな画面が出てきたらインストールをクリックするだけで、Rosetta 2をM1 Macに導入できます!

UniversalとIntel,Appleシリコン向けのアプリケーション

M1 Macで動かすことができるアプリケーションには「Universal」「Intel」「Appleシリコン」の3種類あります。

それぞれの違いは以下の通りです!

Universal対応アプリAppleシリコン対応アプリIntel対応アプリ
動かし方M1そのまま/Rosetta 2どちらでもM1そのままRosetta 2どちらでも
M1対応/非対応ネイティブ対応ネイティブ対応Rosetta 2で対応
(対応してないけど開けるアプリもあるのでアプリの動作環境要チェック!)
処理速度M1そのままM1そのままM1の7~8割程度

Universal対応のアプリケーションはIntelアーキテクチャもAppleシリコンのアーキテクチャどちらにも対応しているのでRosetta 2を使っても使わなくても起動できますが、ほとんどの方はRosetta 2を経由しないはずです!Rosetta 2を経由すると2割程度遅くなるので。

Appleシリコン対応アプリはAppleシリコンのアーキテクチャにしか対応していないのでM1 Macでは動かせてもIntel Macでは動かすことのできないアプリです。主にLuma Fusionなどのiosアプリですね。

Intel対応アプリはIntelのアーキテクチャに対応しています。M1 Mac上ではRosetta 2を経由することで起動できます。ほとんどのIntel対応アプリはRosetta 2で起動できますが、M1に対応していないアプリもあるので使いたいアプリのシステム要件は必ずチェックしてください!

(建築で使うAUTOCADやRhinocerosはRosetta 2経由での対応になってます。)

どれ向けのアプリケーションか調べる方法

使っているアプリが「Universal」と「Intel」,「Appleシリコン」どれ向けのアプリケーションか調べる方法を、解説します。

手順1:アプリケーションのアイコンの上で、マウスの 右クリック を押してください。

手順2:表示されたメニューの 情報を見る をクリックします。

手順3:種類に「アプリケーション(Universal)」などどの種類か表示されてます。

まとめ

今回はRosetta 2と「Universal」と「Intel」,「Appleシリコン」向けのアプリケーションについてまとめてみました。

Rosetta 2 をインストールしたM1 Macは、ユーザーの見えないバックグラウンドで動作してくれます。そのため、使い方を意識することなく今までのアプリを利用することが可能となっていますよ。

また、建築で使うようなアプリは元々Macに対応してないLumionなどはもちろん対応していませんが、Intel Macで対応していたアプリはRosetta 2経由でバグなくある程度動かせるようになってきました。元々Intel Macを使っていてM1に買い替えは不安って人でもそろそろ安心して買い替えられるようになてきたと思います。

その他、M1の使用感などもまとめてます!

建築で使うアプリの対応状況についてもまとめてます!

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